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台北への移住をお考えですか?台湾の首都・台北は、現代的な都市の暮らしと深く根付いた伝統が融合する、魅力にあふれた街です。古い寺院が高層ビルの隣に建ち、にぎやかな夜市には活気があふれています。2025年に移住を考えている方も、台湾での暮らしに興味がある方も、この総合ガイドがスムーズな移住の手助けになれば幸いです。
台北は、誰にとっても魅力が見つかる活気ある都市です。街を歩けば、数百年の歴史を持つ龍山寺のような寺院と、信義エリアの華やかなショッピング街が共存している様子を目にすることができます。初めて訪れる方にとっても、台北の公共交通機関はアジアでも指折りの利便性を誇ります。広範囲に張り巡らされたMRT(地下鉄)の交通ネットワークが街をスムーズに結び、文化的な名所や観光スポットにも簡単にアクセスできます。そして何より素晴らしいのは人々です。台湾の人たちは温かく親切で、外国人にとっても暮らしやすく、歓迎されていると感じられる街です。

英語教師やリモートワーク、テック系のキャリアなど、さまざまな仕事のチャンスがある台北は、キャリアアップを目指す海外のプロフェッショナルにとってますます魅力的な都市となっています。語学学習を目的に滞在する場合でも、台北は多文化が共存する環境の中にあり、質の高い語学学校や大学のプログラムが充実しており、短期滞在にも長期滞在にも適しています。
このガイドでは、台北での生活にまつわるあらゆる側面を取り上げています。エリア選びのポイントから、ビザや住まいの手続き、台北ならではの文化的な特徴の理解まで、幅広くご紹介します。このガイドを通して、台北で「なんとか暮らしていく」のではなく、「心から楽しみ、充実した生活を送る」ためのヒントをお届けします。さあ、新しい冒険を始めてみませんか?一緒に見ていきましょう!

Table of Contents
Toggle外国人におすすめの台北エリア紹介
台北で暮らすエリアを選ぶ際、外国人にとって魅力的な選択肢はたくさんあります。それぞれの地域に個性があり、ライフスタイルや好みに合わせて選ぶことができます。ここでは、特に外国人に人気のエリアを5つご紹介します。
- 信義區:台北の金融・ショッピングの中心地であり、現代的な都市生活を求める方にぴったりのエリアです。台北101をはじめとする高級ショッピングモール、多彩なレストラン、にぎやかなナイトライフが集まっています。ビジネス街へのアクセスも良好なため、仕事中心の生活を送る方にも適しています。
- 大安區:台北の主要な施設へのアクセスが良く、活気と落ち着きのバランスが取れた住宅エリアとして人気があります。「台北のセントラルパーク」と呼ばれる大安森林公園があり、緑に囲まれたリラックスできる空間が魅力です。グルメやカフェも多く、親しみやすい雰囲気が特徴です。
- 中山區:高級ホテルやおしゃれなカフェ、個性的なショップ、文化スポットなどが共存する、多彩な雰囲気が魅力のエリアです。アートやカルチャーに興味がある方にとっては、とても楽しい場所。川沿いにも近く、屋外でのアクティビティも気軽に楽しめます。
- 天母:士林区に位置する天母は、インターナショナルスクールに近く、西洋スタイルの生活環境が整っていることから、外国人ファミリーに人気のエリアです。市内中心部と比べて広めの住居が多く、一戸建てや低層のアパートが点在しています。落ち着いた雰囲気で、家族連れに特におすすめです。
- 松山區:饒河街夜市や松山文創園区などで知られる松山は、現代的な便利さと伝統文化の体験がどちらも楽しめるエリアです。主要な交通の拠点にも近く、文化や歴史の息づく場所で暮らしたい方にぴったりのロケーションです。
台北の住まい選び:エリア別の比較

以下の表では、台北のさまざまなエリアを比較しながらご紹介します。自分に合った地域を見つけるための参考にしてみてください。
エリア | 特徴・家賃相場 |
信義區 | 現代的で高級感がありにぎやかな雰囲気。 職場やショッピング、エンタメスポットに近い生活を求めるビジネスパーソンに最適。 月額家賃:8,000~47,000NTD |
大安區 | 中心地に位置し、緑豊かな公園やカフェ、市場が充実。利便性と落ち着きを兼ね備えた環境を求める若い社会人やファミリーに最適。 月額家賃:NT$7,000~50,000 |
中山區 | 台北の中山區は文化スポットで、多彩なグルメ、ショッピング施設や交通の利便性がそろう活気あるトレンディなエリア。都市的で刺激的な暮らしを求める地元民や外国人に人気。 月額家賃:NT$7,000~70,000 |
中正區 | 台北の行政の中心地で、中正紀念堂などの主要なランドマークや政府機関が集まるエリア。台北の文化や歴史に触れながら暮らしたい方に最適。 月額家賃:NT$7,800~60,000 |
松山區 | 台北の松山區は、現代的な商業施設と文化的スポットが融合した活気あるエリア。 饒河街夜市やMRTへのアクセスも良く、買い物も台湾らしい体験も楽しめる。 月額家賃:NT$7,000~30,000 |
萬華區 | 台北で最も古いエリアのひとつで、歴史と文化が色濃く残る萬華區。龍山寺や華西街夜市があり、台北の歴史を感じたい人やローカルな雰囲気を楽しみたい人におすすめ。 月額家賃:NT$7,000~30,000 |
内湖區 | 科技園區と新しい住宅街で知られる內湖區は、IT企業が多く集まるハイテク産業エリアとして、テック系の専門職に人気のエリア。 台北中心部より郊外らしい雰囲気で、広めの住まいが多く、山や湖の景色も楽しめる。 月額家賃:NT$6,800~70,000 |
台北で暮らすメリット・デメリット

新しい都市への移住は、期待と不安が入り混じるもの。台北も例外ではありません。大切なのは、メリットとデメリットの両方をしっかり理解した上で判断することです。台北での暮らしには、たくさんの魅力があります。まず、東京・香港・シンガポールといった他の大都市と比べても、生活コストが抑えられている点は大きなメリットです。質の高い住まいを見つけやすく、外食やレジャーも気軽に楽しめます。さらに、台湾の医療制度も大きな魅力のひとつ。国民健康保険(NHI)制度が整っており、外国人居住者も対象になるため、質の高い医療サービスをリーズナブルな価格で受けることができます。

台北の公共交通機関も、大きな魅力のひとつです。MRT(地下鉄)、バス、そしてシェアサイクルのYouBikeが整備されており、市内の移動がとても便利です。街の構造もシンプルで、初めての人でも迷いにくいのが特徴です。地元の人たちは親切でフレンドリーな人が多く、初めての環境にもなじみやすい雰囲気があります。
そして何と言っても食の魅力。台北のグルメは世界でも屈指の豊かさを誇ります。夜市で味わえる昔ながらの台湾屋台料理から、ミシュラン星付きの高級レストランまで、食にこだわりのある方にとっては選ぶ楽しさにあふれています。さらに、活気があり成長を続ける外国人コミュニティも台北の魅力のひとつ。安心して暮らせる居場所を求める方にとって、台北は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

とはいえ、台北での暮らしにもいくつかの課題があります。なかでも外国人にとってよくある壁が「言語の問題」です。若い世代やビジネスパーソンの中には英語を話す人も増えていますが、日常生活では基本的に中国語(北京語)が主流。中国語の基礎知識がない場合、役所の手続きや病院での診察などが少しハードルに感じられることもあるでしょう。
住宅事情も、課題のひとつです。台北市内中心部のアパートは、特に欧米の住環境と比べるとコンパクトな傾向があり、エリアによっては家賃も高めです。広い住まいは限られており、多くの外国人がこの「狭さ」に慣れる必要があります。
気候に関しても、人によっては過ごしにくく感じることがあります。夏は非常に暑く湿度も高く、冬は冷え込みに加えて湿気が強く、体感温度が下がりやすいです。さらに、大気の状態も日によって変動があり、大陸からの影響で空気がやや汚れる日もあります。
台北市と新北市の暮らしを比較してみよう

初めて台湾に来た人がよく抱く疑問のひとつが、「台北市と新北市ってどう違うの?」という点です。一見似ているように見えますが、実際には暮らし方や環境に大きな違いがあり、生活の印象を左右する要素となります。
台北市は、台湾の政治・経済・文化の中心地です。象徴的な台北101をはじめ、数多くの文化的ランドマーク、にぎやかな市場や高級ショッピングモールが点在し、信義・大安・中正など活気にあふれるエリアが集まっています。台北市での暮らしは、利便性において他の都市と一線を画しています。生活に必要なものはすぐ近くに揃い、エンタメや買い物、仕事の場にもすぐアクセスできます。文化的なイベントやグルメ、ビジネスの中心に身を置きたい、都会的なライフスタイルを好む方には理想的な選択肢です。ただし、そうした便利さにはそれなりのコストも伴います。人気エリアの家賃は高めで、住空間がやや手狭になることもあります。

一方の新北市は、台北市をぐるりと囲むように広がっていて、よりゆったりとした、静かな暮らしを求める人に向いています。板橋・淡水・新店など、地域ごとに異なる雰囲気があり、それぞれに個性があります。たとえば、板橋は都市開発が進んでいて利便性も高いですが、台北市中心部に比べると家賃が抑えられています。淡水は海沿いの落ち着いた雰囲気で、家族連れやリタイア後の生活にも人気があります。新北市の住まいは比較的手頃な家賃で、台北市内に比べて広さがあるのも特徴です。「少し通勤時間がかかっても、落ち着いた環境でのびのび暮らしたい」という方には、新北市は理想的な選択肢かもしれません。静かな住宅街や自然の多い環境、ゆったりとした生活リズムを重視するご家庭にもぴったりのエリアです。
新北市と台北市の間の移動は、MRT(地下鉄)をはじめとする公共交通機関が充実しているため、とてもスムーズです。ただし、どんな暮らしを大切にしたいかによって、選ぶべきエリアは変わってきます。都会のにぎわいと利便性を重視するのか、郊外の広々とした落ち着いた雰囲気を求めるのか。それぞれにメリットとデメリットがあります。
以下にご紹介する具体的なエリアの特徴や暮らしの様子、生活コストの比較などを通して、あなたのライフスタイルやニーズに合った選択ができるようサポートします。にぎやかな大安エリアでアクティブな都市生活を楽しみたい方も、新店のような穏やかな地域で落ち着いた毎日を過ごしたい方も、ここで紹介する情報が住まい選びのヒントになるはずです。
台北移住チェックリスト

引っ越し準備編
海外への引っ越しには多くの準備が必要ですが、台北への移住も例外ではありません。スムーズな移住のためには、必要な書類の手配や渡航準備、生活の立ち上げに向けた段取りなどを計画的に進めることが大切です。以下に、準備の際に特に押さえておきたいポイントをまとめました。
- 情報収集と計画立て:引っ越し前には、台北での生活費やエリアの特徴、ビザの種類、仕事の選択肢などを事前に調べておくことが大切です。職場や学校、ライフスタイルの好みに応じて、台北市と新北市のどちらが自分に合っているかを見極めて、住む場所の候補を絞りましょう。
- 滞在先の手配:到着直後の生活拠点として、Airbnbやサービスアパートメント、短期滞在向けのホテルなどを事前に予約しておくと安心です。まずは仮の滞在先を確保し、落ち着いて自分に合った長期の住まいを探すのがおすすめです。
- 荷物の運搬:引っ越しに際して、持ち物を台湾へ送るのか、現地で新しく揃えるのかをあらかじめ決めておきましょう。家具など大きな荷物がある場合は、国際引越し業者や貨物輸送会社の利用が便利です。一方、荷物が少ない場合は、航空会社の追加手荷物サービスを活用するのもおすすめです。
- 医療:台北には質の高い医療制度がありますが、台湾の国民健康保険(NHI)に加入するまでの間は、海外旅行保険などの医療保険に入っておく必要があります。到着直後に医療機関を利用する可能性もあるため、事前の備えが大切です。
準備すべき重要書類とアイテム

台北へ引っ越す際には、必要な書類や持ち物をきちんと準備しておくことで、移住後の生活がぐっとスムーズになります。以下は、特に持参しておきたい主なものです。
- ビザ・入国関連書類
- パスポート:滞在予定期間に加えて、少なくとも6か月以上の有効期限が残っているかを確認しましょう。
- ビザ:滞在期間や目的に応じて、観光ビザ・就労ビザ・学生ビザなどが必要になります。渡航前にビザの取得が完了していることを必ず確認してください。
- 居留証(ARC/外国人居留証):6か月以上台湾に滞在する場合は、到着後に「居留証(ARC)」の申請が必要です。これは台湾での身分証明書として使われ、部屋を借りる際やSIMカードを契約する際など、さまざまな場面で求められます。
- 生活を始めるために必要な書類
- 出生証明書・婚姻証明書:家族と一緒に移住する場合は、出生証明書や婚姻証明書の認証済みコピーが必要になることがあります。居留申請や子どもの学校手続きなどで求められるケースがあります。
- 健康記録:持病がある場合や継続して服用している薬がある場合は、医療記録や処方箋、国際予防接種証明書(イエローカード)を持参しましょう。現地の医療機関にスムーズに引き継ぐための大切な情報になります。
- 銀行残高証明・財務書類:現地で部屋を借りたり、銀行口座を開設したりする際に、収入証明や銀行残高の証明が必要になる場合があります。日本のものでもOKな場合がありますが、必要に応じて英語表記の書類も準備しておくと安心です。
- あると便利&安心なアイテム
- 季節ごとの衣類:台北の気候は、夏は暑く湿度が高く、冬は冷たく湿った空気が特徴です。通気性のよい薄手の服に加えて、冬用に少し暖かい服も用意しておくと安心です。
- 変換プラグ(アダプター):台湾のコンセントはA型・B型、電圧は110Vです。日本と同じA型が使えますが、海外製の電子機器を使う場合は変換プラグや変圧器を準備しておきましょう。
- 常備薬・日用品:台北には薬局も多く品ぞろえは豊富ですが、使い慣れた頭痛薬やアレルギー薬、特別な処方薬がある場合は、あらかじめ持参しておくと安心です。基礎的な洗面用品も初日に備えて少しあると便利です。
- 心が落ち着くアイテム:慣れない土地での生活はストレスを感じやすいもの。お気に入りのお菓子や本、思い出の品など、リラックスできるアイテムをいくつか持っていくと、新しい生活が少しだけ「自分の居場所」に感じられるはずです。
台湾でSIMカードを購入するには

新しい街での生活を始めるうえで、通信環境の確保はとても重要です。台北では、外国人でも比較的簡単に現地のSIMカードを入手することができます。以下に、購入時に知っておきたいポイントをまとめました。
- 主な通信会社
台湾で代表的な通信会社には、中華電信(Chunghwa Telecom)、台湾大哥大(Taiwan Mobile)、遠傳電信(FarEasTone)があります。これらの各社は、外国人向けにプリペイドSIMカードを提供しており、データ通信・通話・SMSが含まれたプランが用意されています。 - SIMカードの購入場所
台湾桃園国際空港に到着した際に、到着ロビーでそのままSIMカードを購入・開通することが可能です。また、台北市内では、7-Elevenやファミリーマートなどのコンビニエンスストア、もしくは各通信会社の直営店舗でも購入できます。 - 必要な書類
SIMカードを購入する際には、パスポートの提示が必要です。さらに一部の通信会社では、ビザや居留証(ARC)の提示も求められることがあります。本人確認とビザ情報の登録がSIMカードの開通条件となっているため、忘れずに持参しましょう。
プランの種類
- 短期滞在向けプラン
短期滞在の場合は、観光客向けのプリペイドSIMカードがおすすめです。多くは無制限のデータ通信と一定時間の通話がセットになっており、手頃な価格で購入できます。 - 長期滞在向けプラン
長期滞在を予定している場合は、月額プラン(ポストペイド)や、毎月チャージするタイプのプリペイドSIMを検討するとよいでしょう。長期プランの方が料金面でお得なことが多く、カスタマーサポートもしっかりしている傾向があります。 - SIMカードとeSIMの選択肢
最近では、eSIMに対応した通信会社も増えてきています。対応端末を使っている場合は、物理的なSIMカードを差し替える手間がなく、よりスムーズに利用を開始できます。eSIMはオンラインでの申し込みも可能なため、到着前に準備しておくこともできます。
①引っ越し準備 ②必要書類の手配 ③通信環境、これら3つの重要なポイントの整備を事前にしっかり把握し準備しておくことで、台北での新生活をスムーズにスタートさせることができるでしょう。
台湾の気候:訪れるのにおすすめの時期

台湾の気候は季節ごとに大きく変化し、時期によって異なる魅力を楽しめます。以下では、どの季節に訪れるのが最適かを知るためのガイドをご紹介します。旅行をより充実させるための参考にしてください。
春(3~5月)
気温は18~25℃で、雨はほどほど。春は桜が咲き、気候も穏やかでハイキングや写真撮影に最適な季節です。ただし、桜の季節に訪れる場合は早めの予約をおすすめします。
夏(6~8月)
気温は27~32℃と高く、湿度も高め。台風の影響で雨が多くなります。端午の節句(ドラゴンボートフェスティバル)や中元節(鬼月)といった伝統行事もこの時期。室内スポットや夜市を中心に楽しみ、傘は常に持ち歩くと安心です。
秋(9~11月)
気温は22~27℃で、雨も少なく晴天が多いベストシーズン。ハイキングや屋外の観光にぴったりで、空も澄んで写真映えします。中秋節のイベントもこの時期に楽しめます。
冬(12~2月)
気温は15~20℃で、時折小雨があります。寒すぎない気候の中で、温泉や旧正月のにぎやかな雰囲気が楽しめます。朝晩は冷えることもあるので、軽めの上着や重ね着があると便利です。
自然災害について
台湾は地震の多い地域に位置しており、台北でも揺れを感じることがあります。しかし、台北の建物は耐震基準が高く、災害時にはスマホに緊急速報が届く体制が整っています。また、台風(主に6~10月)の際にも、避難誘導や対策がしっかり整備されているので、必要な情報を常に確認しておくことが大切です。
台北でのお部屋探しガイド

2025年の台北の住宅価格事情
台北の住宅市場は、エリアや物件の種類、交通の利便性によって大きく異なります。以下に、2025年時点の台北における平均的な家賃相場を項目別にまとめました。部屋探しの参考にしてみてください。
- 間取り別・エリア別の平均家賃相場(2025年)
- ワンルーム・1LDKタイプのアパート:台北市中心部(信義区・大安区など):月額家賃はおおよそ25,000〜35,000NTD。立地や利便性に優れている分、家賃はやや高めです。
- 市中心部以外(內湖・士林・新北市など):月額家賃は15,000〜25,000NTD。中心部よりもリーズナブルで、住環境も落ち着いています。
- 2〜3LDKのファミリータイプのアパート
- 台北市中心部:月額家賃は45,000〜70,000NTD。家族や広めの空間を求める方に適しており、家賃も高めです。
- 市中心部以外:月額家賃は25,000〜40,000NTD。広さを確保しつつ家賃を抑えたい方におすすめです。
- 家賃に影響する主な要因
- 立地:信義区や大安区など中心部は、ビジネス街・ショッピング施設・交通機関へのアクセスが良いため家賃が高くなりがちです。
- MRT駅への距離:MRT駅に近い物件は需要が高く、利便性の高さから家賃も上昇傾向にあります。台北では交通のアクセスが暮らしの快適さを左右します。
- 建物の築年数と設備:エレベーター付き・ジムやセキュリティ完備の新築物件は家賃が高め。反対に、エレベーターなしの「ウォークアップ」タイプの古い建物は家賃が安めですが、設備は最小限となることが多いです。
台北でのお部屋探し完全ガイド

台北でアパートを借りるのは、基本的な流れとポイントを押さえておけばスムーズに進められます。以下では、部屋探しのステップを順を追って解説します。
Step 1:予算と希望条件を決める
- まずは月々の家賃予算を設定し、職場への距離、MRT駅へのアクセス、住みたいエリアなど、優先したい条件を明確にしましょう。
- 物件のタイプも選びます。台北には、家具付き・一部家具付き・家具なしの物件があります。家具付きはすぐに生活を始められて便利ですが、家賃はやや高めになる傾向があります。
Step 2:物件探しを始める
- オンラインプラットフォーム:台湾最大の賃貸サイト「591.com.tw」が便利です。エリア・家賃・間取り・物件タイプなどで絞り込み検索ができます。
- SNSグループ:Facebook上には「Taipei Taiwan Apartment Rentals」や「Expats in Taiwan」など、外国人向けの賃貸情報グループがあります。大家や仲介業者、退去予定の入居者などが直接投稿していることも多く、リアルな情報が得られます。
- 不動産仲介業者:中国語が苦手な場合は仲介業者の利用もおすすめです。希望エリアの案内や内見の手配、契約交渉まで対応してくれます。手数料は家賃1か月分が相場です。
Step 3:物件を見学する
- できる限り現地での内見を行いましょう。家電の状態、水圧、採光、周囲の騒音などもチェックポイントです。
- 火災時の避難経路や管理人の有無など、安全面も確認を。新しいマンションではセキュリティ常駐のところも多く、安心感があります。
Step 4:契約を結ぶ
- 契約期間は1年が一般的ですが、大家によっては短期契約も相談可能です。柔軟な契約を希望する場合は事前に交渉しましょう。
- 敷金は家賃の1~3か月分が目安で、退去時に問題がなければ返金されます。
- 契約書は通常中国語で作成されるため、中国語に不安がある場合は翻訳者に確認してもらうのが安心です。
Step 5:光熱費・その他費用の把握
- 水道、ガス、電気などの光熱費は家賃とは別途請求されることが一般的です。特に夏は冷房による電気代が高くなりやすいので注意。
- 建物の管理費は、警備・清掃・共有スペースの維持費などで、家賃に含まれていることもあれば、別途請求されることもあります。
物件探しと住まい探しのための情報リソース

台北で自分に合った部屋を見つけるために役立つ、便利な住宅情報サイトやプラットフォームをご紹介します。
- 591.com.tw:台湾で最も利用されている賃貸情報サイトです。物件数が非常に多く、エリア・家賃・間取り・設備などの細かな条件で検索ができます。掲載内容は基本的に中国語ですが、写真が豊富で、翻訳ツールを使えば十分活用できます。
- Pop Rooms:Pop Roomsは、台湾の大家と入居者をつなぐサービスで、家具付きの部屋やアパートを中心に紹介しています。英語対応の契約書、無料のコーヒー、週1回の清掃サービスなど、外国人向けのサポートが充実しています。
- TEALIT:台湾在住の外国人向けに作られた情報サイトで、賃貸物件やルームメイト探しの情報が掲載されています。場所・家賃・設備などの詳細が丁寧にまとめられており、英語での情報提供が基本なので、外国人にとって使いやすいサイトです。

台北で物件を借りる際は、必ず実際に現地を訪れて内見するか、信頼できる友人と一緒に行くようにしましょう!
不動産仲介業者の活用方法
- 英語対応の不動産会社:UR HOUSE Realty は、台湾で外国人向けに不動産サポートを行っている実績ある会社です。英語対応のスタッフが在籍しており、個人から外資系企業まで、スムーズな住まい探しをサポートしてくれます。
- 地元の不動産会社:多くのエリアには、地域密着型の不動産オフィスがあります。実際に店舗に足を運んでみることで、ネットに出回っていない物件情報に出会えたり、その地域の雰囲気を詳しく知ることができます。
- コリビング(共同生活型)物件:近年、若い社会人や学生を中心に人気が高まっているのがコリビングスタイルです。たとえば「Home Sweet Home Sharehouse」では、家具付きのシェアアパートを提供しており、コミュニティのある暮らしや柔軟な契約期間、Wi-Fiや週1回の清掃などの設備が整っています。
部屋探しのコツ
- 早めの行動を:新学期や転勤シーズン(特に夏の終わり頃)は需要が高まるため、部屋探しは少なくとも1〜2か月前から始めておくのが理想です。
- 複数の物件を見学:希望家賃の範囲内でどんな物件があるかを知るためにも、できるだけ複数の物件を実際に見に行きましょう。エリアごとに雰囲気も異なるので、現地で体感することが大切です。
- 詐欺に注意:大家さんとは必ず直接会ってから契約しましょう。契約前にお金を送るのはNGです。「条件が良すぎる物件」には特に注意し、掲載内容の信頼性もよく確認してください。
台北でおすすめの住まい:Home Sweet Home Share House


台北での留学や新しい生活の拠点をお探しなら、Home Sweet Home Share House がぴったりかもしれません!
Home Sweet Home Share Houseの魅力ポイント
- 家具付きの個室にすぐ入居OK!
引っ越し当日から快適に暮らせて、家具を買い揃える必要もありません。 - 国際色豊かなコミュニティ
台湾での友達作りも自然にスタート。初めての海外生活も安心です。 - 水道・電気・Wi-Fi込みの家賃
面倒な手続きは一切不要。初めての一人暮らしでもスムーズに始められます。 - 共用スペースが充実
料理が楽しめるキッチンや、のんびり過ごせるリビングで居心地のいい毎日を。


中国語を学びに来た人も、台湾のカルチャーをじっくり楽しみたい人も、Home Sweet Home Share House なら、「快適さ・便利さ・つながり」がそろった環境で、台北での時間を最大限に楽しめますよ。
台北の生活費について
台北の生活費(2025年版)
新しい都市へ移住するかどうかを考えるうえで、生活費がどのくらいかかるか把握しておくことはとても重要なポイントです。2025年時点でも、台北は東京・香港・シンガポールといった他のアジア主要都市と比べて、比較的生活費が抑えられる都市として注目されています。以下では、台北で暮らす際にかかる主な費用項目について、分かりやすくご紹介します。
- 住居費
家賃は、多くの居住者にとって月々の支出の中で最も大きな項目です。前述のとおり、アパートの家賃は物件の広さや立地によって異なり、月額NT$15,000〜70,000が目安となります。
電気・水道・ガス・ごみ処理費などの光熱費は、月あたりNT$2,000〜4,500が一般的です。特に夏はエアコン使用により、電気代が高くなる傾向があります。
- 食費と日用品
- 外食:台北はグルメ天国として知られており、とても手頃に外食を楽しめます。屋台や庶民的な食堂では、1食あたりNT$100〜150で食事ができます。中価格帯のレストランでは、2人でNT$800〜1,500が目安です。
- 食料品:食費は生活スタイルによって差がありますが、1人あたりの平均的な食料品の支出は月にNT$8,000〜12,000程度です。チーズやワインなどの輸入品は割高なので、地元の食材を中心に選ぶことで費用を抑えることができます。
- 交通費
- 公共交通機関:台北の公共交通は便利で料金もリーズナブルです。MRTの定期券は月額約NT$1,200で、乗り放題プランが利用できます。シェアサイクル「YouBike」も安価で、最初の30分はNT$10とお手頃です。
- タクシー:初乗り運賃はNT$85からで、短距離の移動には比較的利用しやすい料金設定です。もちろん日常的な移動には、公共交通機関の方がより経済的と言えます。
- 医療費
台湾は世界的にも評価の高い医療制度を持っており、「国民健康保険(NHI)」により、外国人も含めて医療サービスを手頃な価格で受けられます。NHIへの月額保険料はNT$800〜1,500程度で、雇用形態により異なります。クリニックでの診察はNT$150〜300が相場で、NHIにより一部が補助されるため、自己負担額はかなり抑えられます。
- レジャー・娯楽費
- ジムの会費:施設の種類によって異なりますが、ジムの月額会費はNT$1,200〜3,000が目安です。
- 映画・観光スポット:映画館のチケットはNT$300〜350程度。寺院や公園などの観光スポットは、入場無料またはごくわずかな料金で楽しめる場所が多くあります。
- ナイトライフ:バーやパブでのドリンクはNT$150〜300ほど。信義区などの高級バーやクラブでは、これより高めの価格帯になることもあります。(台湾のナイトライフについてもっと知りたい方はこちらの記事もチェック👉【2025年版・必見】台北の夜を遊びつくそう!:信義、東区の人気クラブ&おしゃれバー完全ガイド)
- その他の費用
携帯電話・インターネット:通話とデータ通信を含むスマートフォンのプランは、月額NT$500〜1,000が目安です。自宅のインターネット回線は、月額NT$800〜1,200程度で契約できます。
台北で快適に暮らすにはいくら必要?

台北で快適に暮らすために必要な生活費は、ライフスタイルや優先する価値観によって大きく異なりますが、以下にタイプ別のおおよその月額費用の目安をまとめました。
- 単身社会人の場合
台北市中心部で1LDKのアパートを借り、公共交通機関を利用しながら週に数回外食を楽しむライフスタイルであれば、月の生活費はおおよそNT$40,000〜55,000が目安です。この予算には、家賃・光熱費・食費・医療費・交通費・レジャー費などが含まれます。
- カップルの場合
中心部またはその周辺エリアで1〜2LDKのアパートを2人でシェアする場合、月額の生活費はNT$65,000〜85,000程度です。家賃や光熱費・食費などを分担できるため、1人暮らしよりも効率的に暮らせる傾向があります。外食や移動、娯楽費も含めたゆとりのある生活が可能です。
- ファミリー(4人家族)の場合
新北市などで広めのアパートや一軒家を借り、子どもを私立やインターナショナルスクールに通わせる場合、月額予算はNT$100,000〜150,000を見込んでおくと安心です。この中には家賃・教育費・光熱費・医療費・食費・交通費・レジャー費などが含まれます。生活水準や教育内容により、さらに上下することもあります。
節約のコツ
- 新北市に住む:板橋や新店などのエリアは、台北市中心部より家賃がかなり安く、MRTなど公共交通を使えば市内へのアクセスも良好です。コストを抑えつつ、便利な生活ができます。
- 地元の市場で買い物を:果物や野菜などの生鮮食品は、スーパーよりも伝統的な市場で買う方が安く手に入ります。まとめ買いをするとお得感がより大きくなります。
- 夜市で外食を楽しむ:士林夜市や饒河街夜市など、台北の有名な夜市では、安くて美味しいローカルフードが楽しめます。外食費を節約しながら、台湾らしい食文化も体験できる一石二鳥の方法です。(台湾グルメについてもっと知りたい方はこちらの記事もチェック👉【2025年決定版】台湾グルメ完全ガイド〜絶対食べたいローカル料理・台北夜市の歩き方・ツウな旅のコツ〜)
生活の快適度の目安
- 月NT$45,000〜60,000の予算があれば、単身の外国人でも台北で快適に暮らすことができます。中心地のアパートに住みつつ、外食や交友・趣味もバランスよく楽しめる生活が可能です。
- 月NT$80,000〜100,000の予算があれば、高級住宅エリアでの暮らしや、高級レストランでの外食、アクティブなナイトライフなど、よりゆとりある豊かなライフスタイルを楽しむことができるでしょう。
外国人が暮らす台北ライフ
台北の日常生活

台北での日常生活は、便利さ・快適さ・ちょっとした冒険がうまく融合したもの。ここでは、外国人が台北で過ごす、ある1日の様子をイメージとしてご紹介します。
- 朝の過ごし方:
台北では朝の始まりが早く、MRTやバスは朝7時頃にはすでに混雑しています。通勤や通学で急ぐ人にとって、セブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニは頼れる存在。サンドイッチや中華まん、淹れたてのコーヒーなど、忙しい朝でもサッと朝食を済ませられます。また、自転車通勤をする人も多く、シェアサイクルのYouBikeを活用すれば通勤が手軽で快適に。特に大安区や中山区などのエリアは自転車レーンが整備されており、サイクリングにぴったりの環境です。 - 通勤と仕事中の過ごし方:
公共交通機関は通勤手段として最も一般的で、安くて時間も正確なことから多くの人に利用されています。MRTは主要エリアを網羅しており、バスはより細かな地域までカバー。信義区などのビジネス街に通う場合は、渋滞を避けるためにもMRTでの移動がベストです。ランチタイムには、地元の食堂や弁当店(便當/ビエンダン)で手軽に美味しい昼食をとるのが一般的。日中は人が少なめの夜市で、気軽に一品料理を楽しむ人もいて、ゆったりした雰囲気の中で食事をすることができます。 - 仕事後の過ごし方:
仕事が終わったあとは、台北ならではのリフレッシュ方法がたくさんあります。士林夜市や饒河街夜市などの夜市に立ち寄って、屋台グルメを楽しむのは地元の人にも外国人にも人気の定番コース。種類豊富な台湾のストリートフードを手軽に味わうことができます。また、大安森林公園などの公園では、夕方の涼しい時間帯に散歩やジョギングを楽しむ人の姿も多く、リラックスした時間を過ごせます。さらに、台北はカフェ文化がとても盛んで、特に中山区や松山区にはスタイリッシュなカフェが点在。リモートワークをしたり、友人とおしゃべりを楽しんだりと、カフェでの時間を日常の一部にしている外国人も少なくありません。 - 週末の過ごし方:
週末には、台北近郊の自然や観光地を楽しむ人が多くいます。たとえば象山では、軽いハイキングで台北の街並みと台北101を一望でき、気分転換にもぴったり。また、淡水へ日帰りで出かけて、川沿いの散策や海鮮料理を楽しむのも定番の過ごし方です。(台湾の絶景スポットついてもっと知りたい方はこちらの記事もチェック👉【2025年最新版】台湾の北から南まで、必ず訪れるべき観光スポット40選)
さらに、中正紀念堂や国立故宮博物院などの文化施設では、台湾の歴史や芸術に触れることができ、観光と学びが融合した、ゆったりとした週末を過ごすことができます。
外国人が台北で暮らすメリット・デメリット
台北での生活は、刺激的で魅力にあふれた機会がたくさんありますが、実際に暮らしてみると、良い面もあれば、少し大変な面もあるのが現実です。以下に、外国人が感じやすい台北生活の主なメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット |
親切な地元住民と外国人コミュニティ:現地の人々は基本的にフレンドリーで親しみやすく、外国人向けのイベントやサポートも充実しています。 | 言葉の壁:若い世代を中心に英語が通じる場面もありますが、役所や医療などでは基本的な中国語が求められることもあります。 |
高品質な生活:医療の質が高く、交通も便利。外食も豊富で、日常生活が快適に送れます。 | 家賃の高さ:信義区や大安区など人気エリアでは、家賃が高めになる傾向があります。 |
治安の良さ:犯罪率が低く、夜間でも安心して出歩けるため、外国人にとっても暮らしやすい環境です。 | 湿度と気候:夏は蒸し暑く、台風シーズンもあるため、熱帯気候に慣れていない人にはつらく感じることも。 |
交通の利便性:MRTやバスは安価で路線も充実。英語表記の案内もあり、外国人でも利用しやすいです。 | 人気エリアの物件不足:需要の高い地域では空き物件が少なく、早めの行動や高めの予算が必要なこともあります。 |
文化や旅行の魅力:歴史ある名所や自然スポットへのアクセスも良好で、祭りや文化体験など多彩な楽しみがあります。 | 労働文化と長時間勤務:現地で働く場合、台湾の職場文化は残業が多く、慣れるまでに時間がかかることもあります。 |

台北の外国人コミュニティガイド
台北の外国人コミュニティはとても活発で多様性に富んでおり、初めての人でもつながりやすく、仲間を見つけやすい環境が整っています。ここでは、外国人が集まりやすいスポットやイベント、情報拠点をご紹介します。
人気の外国人向けスポット
- カフェ&コワーキングスペース:大安や松山区のカフェは、リモートワークをしている外国人やデジタルノマドに人気です。The Hive や Homey のようなコワーキングスペースでは、ローカルとインターナショナルの文化が混ざり合い、働きながら自然に交流が生まれます。
- バー&レストラン:安和路や信義エリアには、西洋風のレストランやパブが多く集まり、外国人が気軽に集まる定番スポットです。On Tap や Brass Monkey のようなバー(パブ)は、トリビアナイトやスポーツ観戦などで盛り上がり、友達作りのきっかけにもなります。
イベントとアクティビティ
- ミートアップ&言語交換:Meetup.comなどのプラットフォームでは、言語交換会、ハイキンググループ、ボードゲームナイトなど、多彩なイベントが定期的に開催されています。同じ趣味を持つ人とのつながりを築きやすいのが魅力です。
- ソーシャルクラブ:American Club Taipei や Community Services Center などの団体では、外国人向けに季節のイベントや文化的なセミナー、サポートサービスを提供しています。特に台湾で初めて生活をスタートする人にとっては、心強い情報源であり、安心して参加できるコミュニティの一つです。
友達づくりとサポートコミュニティの見つけ方

友達をつくったり、ソーシャルネットワークを築いたりすることは、新しい都市に慣れるためのいちばんの近道です。台北には、外国人でも自然に人とつながれるチャンスがたくさんあります。
- 言語交換イベント:言語交換に参加することは、中国語や英語の練習をしながら、地元の人や他の外国人と出会える最高の方法です。「Couchsurfing Taipei Language Exchange」や「Taipei Expat Meetup」などのグループでは、定期的に交流イベントが開催されていて、気軽に参加できます。
- 趣味や興味を通じたグループ活動:
- スポーツクラブ:アルティメット(フリスビー)・サッカー・ドラゴンボート・ヨガなど、台北にはさまざまなアクティビティに参加できるスポーツコミュニティが数多く存在します。FacebookやMeetupでグループを検索すれば、すぐに見つかります。
- アウトドア・登山グループ:台北には登山ルートが豊富で、Taipei Hikersなどのハイキンググループが定期的に山歩きを開催しています。自然を楽しみながら、同じ趣味を持つ仲間とつながれる絶好の機会です。
- 外国人向けサポートサービス:
- Community Services Center(CSC):台北在住の外国人を支援する非営利団体で、カウンセリング・生活相談・中国語レッスン・文化オリエンテーションなどを提供しています。暮らしの不安を軽くしてくれる心強い存在です。
- Facebookグループ:「Expats In Taiwan」や「Foreigners In Taiwan」などのグループでは、生活情報の共有、質問への回答、オフ会の告知などが行われており、困ったときやつながりたいときにとても役立ちます。
台北の名所とローカルな暮らし
台北の有名観光スポット
台北101

この目を引く超高層ビルは、かつて世界一の高さを誇り、今でも台北を象徴するランドマークとして知られています。展望台からは、台北市内を一望できる壮大なパノラマビューが楽しめます。下層階には高級ブランドが並ぶ洗練されたショッピングモールがあり、上品なレストランから台湾らしいローカルグルメまで味わえるフードコートも魅力のひとつです。
國立故宮博物院

世界屈指の中国美術コレクションを所蔵する國立故宮博物院には、およそ70万点もの文化財が収められており、その歴史はなんと5,000年にわたる中国文明を物語っています。中でも有名なのが、翡翠で作られた「翠玉白菜」や、豚の角煮そっくりの「肉形石」。いずれも卓越した技術と遊び心が感じられる逸品で、多くの来館者を魅了しています。展示されているひとつひとつの作品には、中国の芸術と歴史の深い物語が込められており、美術館というより「時代を旅する空間」として楽しめるスポットです。
象山

わずか20分ほど山を登れば、台北のスカイラインを一望できる絶景が待っています。整備された遊歩道は歩きやすく、初心者でも気軽に楽しめるのが魅力です。特におすすめなのは夕暮れ時。街が夕日に染まり、やがて夜景へと移り変わるその瞬間は、まさに息をのむ美しさです。
北投温泉

台北の中心部から少し離れた北投エリアは、都会の喧騒を離れてリフレッシュできる温泉地として人気です。昔ながらの大衆浴場から、プライベート感のあるリゾート型温泉旅館まで、好みに応じて選べるのが魅力。また、北投温泉博物館では、日本統治時代に建てられた歴史的な建物の中で、この地がどのようにして温泉地として発展してきたのかを学ぶことができます。温泉と文化の両方を楽しめる、台北ならではの癒しスポットです。
淡水

MRT淡水信義線(レッドライン)の終点にある淡水は、歴史と自然が調和した魅力的な日帰りスポットです。レンガ造りの歴史的建築が残る紅毛城、ローカルグルメや雑貨が並ぶにぎやかな老街、そして夕暮れ時に美しい景色が広がる川沿いの遊歩道など、見どころが満載。のんびりとした空気の中で、台北の別の一面を感じられる場所として、観光客にも地元の人にも親しまれています。
台湾の夜市文化
士林夜市

台北最大規模を誇る士林夜市は、地元グルメとショッピングを一度に楽しめる人気の夜のお出かけスポットです。名物である豪大大雞排(Hot Star)の大雞排(特大フライドチキン)や、ジューシーな台湾風ソーセージなど、ローカルフードが充実していて、食べ歩き好きにはたまらない場所。さらに、衣類やアクセサリー、雑貨、お土産まで揃っており、まるごと“夜のテーマパーク”のような雰囲気が味わえます。地元の若者から観光客まで幅広く賑わう、台北のナイトライフを体験するには欠かせないスポットです。
饒河街夜市

この歴史ある饒河街夜市では、台北らしい夜のローカル体験が楽しめます。特に有名なのが、伝統的な土窯で焼かれる胡椒餅。外はパリッと香ばしく、中はジューシーで、地元民にも観光客にも大人気。行列ができるほどの名物グルメです。すぐそばにある松山慈祐宮は、夜市に彩りを添える歴史的な寺院で、食の冒険に文化的な深みを与えてくれます。グルメと歴史が同時に味わえる、台北の“夜の楽しみ方”を象徴するスポットです。
寧夏夜市

寧夏夜市は、台湾伝統料理に特化した上質な屋台グルメが味わえることで知られています。この夜市の看板メニューは、ぷりぷりの牡蠣と濃厚ソースがたまらない蚵仔煎(牡蠣オムレツ)、香ばしいピーナッツ粉をまぶした花生麻糬(もち米団子)、素朴な甘さが魅力の芋圓(タロ芋団子)など。一品一品に職人の技が光り、本格派の台湾屋台グルメをじっくり味わいたい人にぴったりの場所です。観光地としてにぎやかすぎず、食をじっくり楽しみたい大人の夜市といった雰囲気が漂っています。
文化遺産
龍山寺

1738年の創建以来、龍山寺は台北の精神的な拠りどころとして多くの人々に親しまれてきました。伝統的な職人技が光る壮麗な建築は、台湾の宗教建築を代表する存在であり、仏教・道教・民間信仰が融合した独特の宗教文化が、今も息づいています。旧正月や中元節などの節句行事の際には、多くの参拝者でにぎわい、台湾の文化や信仰のあり方を体感できる貴重な場となっています。単なる観光地にとどまらず、台湾人の心の風景を感じられる場所です。
西門町

このにぎやかなエリアは、台北の“創造力の中心”とも言える存在で、東京の渋谷にたとえられることもあるほど、トレンドとカルチャーが交差するスポットです。シンボル的存在の紅樓劇場(レッドハウスシアター)は、歴史ある建築を活かした文化施設で、アート展示や演劇、マーケットイベントなどが定期的に開催され、地元のクリエイターや若者たちの発信拠点になっています。周囲には伝統的な商店街と、最新のエンタメやカフェ文化が自然に溶け合い、懐かしさと新しさが同居する、唯一無二の雰囲気が漂っています。歩くだけでも発見がある、台北を語るうえで欠かせないカルチャーエリアです。
大稻埕と迪化街

大稻埕エリアにある迪化街は、昔ながらの台北の風情が色濃く残る歴史的な通りです。漢方薬局、茶葉店、布問屋などが軒を連ね、今なお何世代にもわたって続く商いの伝統を守り続けています。建物もバロック様式と伝統的な台湾建築が融合しており、歩くだけでタイムスリップしたような感覚に。特に旧正月前になると、迪化街はにぎやかな年貨大街(歳末市)として変貌し、年越しグルメやお正月飾りを買い求める人々であふれます。この時期に訪れれば、台湾らしい年末年始の空気感や文化の奥深さを肌で感じることができます。
華山1914文創園区

この再開発された旧酒造工場は、歴史的建築を活かしたリノベーションの成功例として知られ、現在では現代アートの展示、パフォーマンス、クリエイティブマーケットなどが行われる文化拠点へと生まれ変わっています。産業建築の趣と現代アートの融合が、訪れる人に刺激とインスピレーションを与える特別な空間を作り出しています。
外国人にとって新しい土地で人間関係を築くには時間がかかることもありますが、台北の外国人コミュニティはとてもあたたかく、ウェルカムな雰囲気があります。ミートアップに参加したり、地域イベントに顔を出したり、共通の趣味を通してつながりを広げていけば、安心できる仲間や居場所が自然とできていくはずです。台北での生活が、もっと楽しく、もっと自分らしくなる第一歩になるでしょう。
台湾での就労とビザについて
台湾でのビザ取得要件(2025年版)
台湾で働くには、自分に合ったビザの種類やその取得条件を正しく理解しておくことが重要です。制度は変更されることがあるため、最新の情報をチェックすることも欠かせません。以下は、2025年時点での主なビザの種類と要件です。
- 観光ビザ(Visitor Visa):このビザは台湾に短期間(通常90日以内)滞在することを目的としており、台湾での就職活動や現地調査のために訪れる人に適しています。就職が決まった後に、居留ビザへの切り替えが可能な場合もあります。
- 居留ビザ(Resident Visa):台湾で長期滞在するためのビザで、就労・留学・家族関係などを理由に申請できます。就職が決まった後にこのビザを取得すれば、長期的に台湾で生活・勤務が可能になります。
- 就労許可(Work Permit):外国人が台湾で働く場合は、雇用先の企業が労働部を通じて就労許可を申請する必要があります。この許可を取得した後に、居留ビザの申請ができる流れとなります。
- 学生ビザ(Student Visa):台湾の大学や語学学校などでフルタイムで学ぶ人向けのビザです。長期滞在の学生に対してはアルバイトなどのパートタイム就労が認められる場合もあり、台湾文化に深く触れながら、自立した生活を送る選択肢として人気があります。
ARC、APRC、ゴールドカードの違いとは?
台湾に長期滞在する場合、目的や滞在期間に応じてさまざまな居留許可(居留証)があります。それぞれの許可証は、滞在の安定性や自由度に違いがあるため、特徴を理解して自分に合った選択をすることが大切です。
ARC(居留証/Alien Resident Certificate)
概要:ARCは、台湾に長期滞在(就労・留学・家族帯同など)する外国人向けの居留許可証です。台湾での生活を正式に始めるうえで、最も基本となる滞在資格です。
取得方法:まず居留ビザ(Resident Visa)を取得した後、台湾入国後に移民署でARCを申請します。このカードは外国人にとっての身分証として機能し、1〜3年ごとの更新が必要です。
主な利点:銀行口座の開設、賃貸契約の締結、携帯電話や各種契約手続き、国民健康保険(NHI)への加入など、台湾での生活のほぼすべてに必要で、正式な在留者としての社会的信用を持つことができます。
APRC(永久居留証/Alien Permanent Resident Certificate)
概要:APRCは、台湾における永住権に相当する居留資格で、雇用先のサポートなしで自由に暮らし、働くことができるステータスです。
取得方法:APRCは、ARC(居留証)を持って台湾に5年以上連続で合法的に滞在していること、一定の年間所得・納税記録があること(職種や身分によって基準が異なる)、犯罪歴がないこと、など一定の条件を満たす外国人が申請できます。
主な利点:就労許可なしで職業を自由に選べる(転職・副業も自由)、ARCの更新不要(一度取得すれば基本的に無制限)、出入国の制限が少なく柔軟なライフスタイルが可能、配偶者や子供など家族の居留申請にも有利、など。
就業金卡(台湾就業ゴールドカード/Taiwan Employment Gold Card)
概要:ゴールドカードは、就労許可、居留ビザ、居留証(ARC)、再入国許可が一体となった4つの機能を兼ね備えたカードです。高い専門性を持つ外国人が、雇用先無しでも台湾に柔軟に滞在・就労できる仕組みとして設けられています。
申請対象:科学技術、経済・金融、教育、文化・芸術、スポーツ、法律・建築、国家安全・デジタル技術などの分野で実績や専門性を持つプロフェッショナルが対象です。
有効期間:有効期間は1~3年で、更新も可能。カード保有中は台湾での就労・住居・再入国が自由にでき、フリーランス、起業家、リモートワーカーにもピッタリの制度です。
主な利点:
- オープンワークパーミット(就労先自由の就労許可):ゴールドカードの所有者は、雇用者に縛られず台湾国内のどの企業でも働けるほか、自分でビジネスを立ち上げることも可能です。
- 税制待遇:対象者は、年収がNT$300万を越える部分について、初年度から5年間、50%の所得税免除を申請できます。(ただし条件あり)
- 永久居留(APRC)への近道:一定条件を満たせば、3年のゴールドカード保持後にAPRCへの申請が可能です。
- 申請プロセス:申請は内政部移民署のオンラインプラットフォームを通じて行います。申請手数料は国籍・カード有効期間によって異なり、100〜310米ドルの範囲で設定されています。
詳しい資格要件や申請の流れについては、台湾就業ゴールドカードの公式ウェブサイトをご確認ください。
台北で英語を教える

台湾で働く外国人にとって、英語教師は最も人気のある職業のひとつです。特に台北には、語学学校・幼稚園・塾(補習班)などが多く、求人の選択肢も豊富です。
必要な条件:
台湾で英語を教えるには、米国、カナダ、イギリス、オーストラリアなど、英語圏出身者で、英語を母国語とすることが基本的な条件とされています。
- 学士号:専攻は問わず、学士以上の学位を持っていれば就労ビザ申請が可能です。
- TEFL/TESOL資格(任意):必須ではない場合もありますが、TEFLやTESOLの資格を持っていると、条件の良い学校や高収入の職場に採用されやすくなります。
- 就労許可:就労するには、雇用先が労働部を通して就労許可を取得する必要があります。この許可を得てから、居留証(ARC)の申請が可能になります。
英語教師として働ける主な職場環境
- 補習班:子どもたちが放課後に通う学習補助のための塾で、英語教育の求人が最も多い分野です。授業時間は午後〜夜にかけてが中心で、放課後の時間帯に働きたい人に向いています。
- 幼稚園:政府の規制によりやや制約があるものの、外国人教師を採用している園も多くあります。英語だけでなく、歌やダンス、遊びを通して子どもと関わるスタイルが一般的です。
- インターナショナルスクール:給与や福利厚生が充実しており、安定して働ける人気の高い職場です。ただし、採用には教員免許や実務経験など、より厳しい条件が求められるのが一般的です。しっかりしたキャリアを積みたい人にとって、魅力的な選択肢となります。
台北で英語を教える際の給与と条件
台北で英語を教えることは、他のアジア諸国と比べても、競争率が高く高水準の給与を得ることができる職業として人気です。
給与:
- 補習班:時給は通常NT$600〜700で、月給は働いた時間によってNT$50,000〜70,000となります。
- インターナショナルスクール:給与水準はさらに高く、経験や資格に応じて月給NT$80,000〜150,000となります。
- 個人レッスン:多くの教師は個人レッスンで収入を補っており、時給はNT$800〜1,200程度です。特に天母のような富裕層が多い地域では需要があります。
福利厚生:
- 住居手当:学校によっては住居手当が支給されたり、部屋探しをサポートしてくれる場合があります。
- 健康保険:雇用されると、教師は国民健康保険(NHI)に加入でき、手頃な医療サービスを受けられます。
- 有給休暇:フルタイムの教師には、年に2週間の有給休暇に加えて祝日休みがあるのが一般的です。
職場環境:
授業時間は職場によって異なりますが、補習班の教師は夕方に勤務することが多く、インターナショナルスクールでは午前に始まり午後早くに終わる学校スケジュールに従います。
業務量は多いこともありますが、台湾での教育経験は、サポートのあるコミュニティや充実した教材環境、働きやすい雰囲気のおかげで、多くの外国人教師にとってやりがいのあるものとなっています。
台湾の文化とマナー

外国人のための台湾カルチャーガイド
台湾の文化は、伝統・歴史・現代的な要素が融合した独自のスタイルを持っています。その背景には複雑な歴史と、多様な民族・宗教・国際的影響があります。こうした文化的な側面を理解することで、台北での生活がより充実したものとなり、現地の人々との信頼関係も築きやすくなります。以下では、台湾文化を理解するうえで知っておきたいポイントをご紹介します。
- 多様な文化が織りなす台湾らしさ:台湾文化は、中国、日本、東南アジア、先住民族など、さまざまな文化的影響を受けて形成されています。その結果として、食文化や言語、建築、価値観にまで及ぶ豊かでユニークな伝統が根付いています。
- 儒教的価値観:台湾では、儒教の教えである「目上の人への敬意」「家族への忠誠」「集団の調和」などが大切にされています。この考え方は、職場や学校、家庭内での人間関係にも強く影響しています。
- 宗教と精神文化:多くの台湾人は、仏教・道教・民間信仰を組み合わせた形で信仰を持っています。台北市内にも多くの寺廟(台湾の寺院)が点在しており、たとえば龍山寺のような場所は、地元の人にとって信仰と交流の場として親しまれています。初めて訪れる外国人にとっても、台湾の精神文化を知る貴重な機会となります。
- 祖先崇拝:先祖を敬う文化も深く根付いており、多くの家庭には家系を祀るための祭壇が置かれています。命日や特別な日には供物をささげ、家族の絆を大切にする習慣が今も受け継がれています。
- 食と祭り:台湾人は食への情熱がとても強く、それは夜市文化を見れば一目瞭然です。牛肉麺、小籠包、タピオカミルクティーなど、台湾を代表するローカルフードはぜひ一度味わってみてください。また、食事は単なる栄養補給ではなく、人間関係を築く大切な時間でもあり、プライベートでもビジネスの場でも重要な役割を果たしています。
台湾でのマナーとエチケット
台湾社会にスムーズに馴染むためには、現地の習慣やマナーを理解することが大切です。以下に、知っておくと役立つエチケットのポイントをまとめました。
- あいさつと丁寧さ:あいさつは基本的にフォーマルで、初対面の際は軽く会釈やうなずきで十分です。台湾の人々はフレンドリーですが、握手は欧米ほど力強くはなく、控えめです。
- 贈り物のマナー:台湾では贈り物をする文化が根付いており、祝日や訪問時などにプレゼントを交換するのが一般的です。贈り物は両手で渡すのが礼儀とされており、敬意を示す表現になります。
- 数字に関する注意点:「4」という数字は中国語で「死(sǐ)」と同じ発音になるため、縁起が悪いとされています。逆に「8」は「発(繁栄・成功)」と似ており、幸運の数字とされています。贈り物の数にはこうした文化的配慮も必要です。
- 食事のマナー:食事の場では、ホストが食べ始めるか、開始の合図を出すまで待つのが礼儀です。また、自分の分を取る前に他の人に取り分ける気配りも大切です。箸の使い方にも注意が必要で、箸をご飯に垂直に立てる行為は、葬儀の供え物を連想させるため絶対に避けましょう。また、箸を器の上に横に置くのもマナー違反とされています。
- 年長者への敬意:台湾社会では年齢や地位に対する敬意が深く根付いており、目上の人には丁寧な言葉遣いを心がけ、会話でも適切な態度をとることが大切です。
- 靴と室内のマナー:台湾では、家庭や伝統的な空間に入る際に靴を脱ぐのが一般的です。多くの家庭ではスリッパを用意してくれているため、靴を脱ぐこと自体が相手への敬意の表れになります。
台湾の主な祝日と伝統行事

台湾では、一年を通して多くの伝統行事や祝日があり、これらを知ることで台湾の文化的なリズムや価値観をより深く理解することができます。
- 春節(旧正月)
台湾でもっとも重要な祝日で、家族が集まり、新年を祝う1週間以上の大型連休になります。爆竹や赤い装飾は「福を招く」象徴で、年始には祖先へのお参りや縁起物の料理が振る舞われます。 - 端午節(ドラゴンボートフェスティバル)
旧暦5月5日に行われる伝統行事で、ドラゴンボートレースとちまき(粽子)を食べる習慣があります。この行事は、忠臣・屈原(くつげん)を偲ぶために始まったとされます。 - 中秋節(中秋の名月/ムーンフェスティバル)
旧暦8月15日に祝われる行事で、家族や友人と月餅を食べながら満月を眺めるのが定番です。台北ではバーベキューをする習慣も広く浸透しており、賑やかなひとときを過ごします。 - 鬼月
旧暦7月は「鬼月」と呼ばれ、先祖の霊がこの世に戻ってくる時期とされています。街中ではお供え物が並び、新しい仕事や引っ越しなどは避ける傾向があります(縁起が悪いとされるため)。 - 双十節(国慶日)
10月10日は「中華民国」の建国を祝う国慶日で、台北を中心にパレードや式典が行われます。国内各地でも祝賀ムードに包まれ、台湾の国家的アイデンティティを感じる日です。
台北で中国語を学ぶ

台北で生活する中で中国語を学ぶことは、日常生活や文化への理解を深める大きな助けになります。以下に、台北で中国語を学ぶ主な選択肢と学習のヒントをご紹介します。
語学学校
国立台湾師範大学(NTNU)の華語中心(MTC)は、外国人向けの語学学校として非常に人気があります。初級から上級まで対応しており、集中コースや柔軟な時間帯の授業が選べるのも特徴です。
もうひとつの選択肢としては、Taipei Language Institute(TLI)があります。こちらは個人レッスンにも対応しており、レベルやニーズに応じた柔軟な学習が可能です。
大学の語学プログラム
国立台湾大学(NTU)や国立政治大学(NCCU)などの大学でも、留学生向けの中国語プログラムが開講されています。フルタイムで学ぶこともでき、他の留学生との交流を通じて学習意欲を高められる環境が整っています。
個人レッスンと語学交換:より自分に合ったペースで学びたい場合は、個人家庭教師を依頼する方法もあります。「TutorABC」のようなオンラインサービス経由や、現地での紹介によって見つけることができ、時給はNT$500〜1,200が目安です。
言語交換イベント:言語交換イベントは、費用を抑えつつ、楽しく学べる方法として人気があります。Meetup.com や Facebook グループで開催情報を見つけることができ、台湾人や他の外国人と直接会って会話練習ができる貴重な機会です。特に日常会話力を伸ばしたい人や、気軽に友人を作りたい人にとって最適なスタイルです。
学習リソースとコツ

モバイルアプリ:HelloTalk、Pleco、Skritterなどのアプリは、語彙学習や会話練習に役立つツールとして多くの学習者に利用されています。(より詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック👉外国人が台湾で生活するには欠かせないおすすめのアプリ:旅行、デリバリー、出会い、買い物がアプリで簡単に!)
実践あるのみ:カフェや夜市、日常の買い物など、現地の人と会話するチャンスを積極的に活用しましょう。台湾の人々は外国人の中国語学習にとても寛容で、優しく声をかけてくれたり、自然に訂正してくれることも多いです。リアルな場での会話を通して、より自然な言い回しや発音を身につけることができます。
台北での移動手段ガイド
台北交通ガイド

台北の公共交通機関は、アジアの中でも特に効率的で使いやすいシステムとして知られています。ここでは、代表的な移動手段についてご紹介します。
- 台北MRT(地下鉄)
台北市内の移動の中心となるのが、MRTです。清潔で、運行が正確、料金もリーズナブルで、市内の主要エリアだけでなく新北市の一部にまで足を延ばすことができます。運行時間は朝6時から深夜0時までで、5〜7分間隔で電車が来るため待ち時間も少なめです。
路線図は色分けされていて非常にわかりやすく、標識や案内も中国語と英語の両方で表記されているので、外国人でも安心して利用できます。主要な路線には、淡水などの観光地と市内中心部を結ぶ「赤線」、信義や板橋などの賑やかなエリアを走る「青線」などがあります。
- バス
MRTではカバーできない地域にも行けるのが台北の市バスです。1回の乗車料金はNT$15〜30程度で、とても経済的です。GoogleマップやBus+などの台湾向けバスアプリを使えば、ルート検索も簡単です。バス車内の案内は英語表記が少ないですが、行き先は前方にデジタル表示されているので、アプリと併用すれば問題なく利用できます。(参考記事👉外国人が台湾で生活するには欠かせないおすすめのアプリ:旅行、デリバリー、出会い、買い物がアプリで簡単に!)
- タクシー
台北ではタクシーの台数が多く、料金も比較的安いのが特徴です。初乗りは約NT$85で、距離と時間に応じて追加料金がかかります。英語を話せる運転手は少ないため、行き先を中国語で書いて見せるか、翻訳アプリを使うとスムーズです。
また、Uberも利用可能で、言葉に自信がない方には特に便利な選択肢です。
- 台湾高速鉄道(HSR)
台北以外の都市へ移動する場合は、台湾高速鉄道(HSR)が便利です。
台湾の西海岸沿いに伸びる路線で、台中や高雄といった主要都市まで、わずか数時間でアクセスできます。ビジネスや旅行での移動に非常に効率的です。
公共交通を使いこなすコツ
台北の公共交通はとても使いやすいですが、以下のポイントを押さえておくと、さらにスムーズに移動できます。
- EasyCard(悠遊卡/悠遊カード)
EasyCardは、MRT・バス・YouBike(レンタサイクル)・コンビニでの支払いまで対応している便利なICカードです。現金払いより割引が適用されるため、交通費の節約にもなります。MRTの各駅やコンビニ、券売機で購入・チャージが可能です。
- 言語の壁への対策
台北の公共交通は外国人にとっても比較的わかりやすく設計されていますが、時には言語の壁を感じることもあります。Google Mapsや「台北捷運(Taipei MRT)」「BusTracker Taiwan」などのアプリを使えば、英語表示でリアルタイムの経路検索や時刻確認が可能です。
- 混雑時間を避ける
通勤ラッシュの時間帯(7:30〜9:00/17:30〜19:00)は、MRTやバスが非常に混み合います。可能であれば、ピーク時間を避けて移動するのがおすすめです。
- 乗り継ぎと割引
EasyCardを使ってMRTとバスを乗り継ぐと、割引運賃が自動的に適用されることがあります。交通費を抑えたい人にはうれしいシステムです。
- 外国人におすすめの自転車移動手段
サイクリングが好きな方や、より柔軟に移動したいと考えている外国人にとって、台北は自転車を活用しやすい都市です。台北市内では、さまざまなレンタサイクルや代替交通手段が利用できます。
- YouBike(レンタサイクル)
YouBikeは台北・新北市内に広く展開している自転車シェアサービスです。MRT駅や公園、観光スポットの近くに設置されており、短距離の移動や日常的な移動手段として人気です。EasyCardを専用端末にタッチするだけで利用可能。初回30分はNT$10程度と手軽です。現在は「YouBike 2.0」が主流となっており、より使いやすくなった新型自転車が導入されています。利用前には、必ず自転車のブレーキやタイヤの状態を確認し、交通ルールを守って安全に走行しましょう。
- サイクリングコース
淡水川や基隆河沿いには、整備されたサイクリングロードがあり、景色を楽しみながらのんびり走れるルートとして人気です。大安や内湖エリアは比較的自転車に優しい一方、信義区などは車の交通量が多いので、ルート選びは慎重に。
- スクーターとその他の選択肢
台湾ではスクーターが非常に一般的ですが、運転には台湾の免許と交通ルールの理解が必要です。初めての方にはハードルが高いため、WeMoやGoShareなどのeスクーター(電動バイク)レンタルアプリを使って、短時間だけ利用するのが便利で安全です。
- 徒歩での移動
台北は歩いて移動しやすい街でもあります。歩道が整備され、横断歩道やアーケードも多いため、MRTの駅間を歩いて移動したり、市場や寺院、商店街を気ままに散策するのもおすすめです。
- レンタカーと配車サービス
台北市内では交通渋滞や駐車場の問題があるため、レンタカーはあまりおすすめされていません。市外への旅行や観光には有効ですが、市内移動にはMRTやバスの方が便利です。どうしても車が必要な場合や、言葉の不安がある方にはUberなどの配車アプリが安心で便利です。
台北で快適に暮らすために

台北の医療制度(外国人にもやさしい英語対応)
台北の医療制度は、世界でもトップクラスの効率性と経済性を誇り、外国人にとっても安心して暮らせる大きな要素の一つです。
- 国民健康保険(NHI)
台湾の「国民健康保険(NHI)」制度では、高品質な医療サービスを低価格で受けることができます。外国人でも就労ビザで就職したり、ARC(居留証)を取得すれば加入が可能です。NHIの保険料は、通常給与から天引きされ、月額約NT$800〜1,500が目安です。この制度で、外来診療・入院・処方薬の多くが補助対象となるため、非常にリーズナブルな医療費で済むのが特徴です。
- 英語対応のクリニック・病院
台湾の医療機関は基本的にローカル向けですが、外国人向けに英語対応をしている病院・クリニックも複数あります。
例:台北医学大学附属医院(Taipei Medical University Hospital)、国立台湾大学病院(NTU Hospital)、アドベンティスト病院(Taipei Adventist Hospital)など
これらの施設では、国際部門や英語対応可能な医師が在籍しており、安心して受診できます。オンライン予約が可能な多言語対応のWebサイトや、通訳スタッフが常駐している病院もあります。
- 薬局と医薬品
薬局は台北市内に多数あり、多くはクリニックや病院に併設されています。処方薬も安価で入手しやすく、風邪薬や胃腸薬などの一般薬はOTC(市販薬)として手軽に購入可能です。Watsons(屈臣氏)やCosmed(康是美)などの大手ドラッグストアでは、簡単な英語に対応できるスタッフがいる店舗も多いです。
台北での銀行口座開設(外国人向け)
台北で生活するうえで、銀行口座の開設は家計管理や公共料金の支払い、送金などに欠かせないステップです。
- 台湾の主な銀行
- ローカル銀行:台湾銀行、兆豊銀行、台北富邦銀行などが一般的。市中心の大きな支店では、英語対応スタッフがいることが多いです。
- 外資系銀行:HSBCやシティバンクなど、国際的なサービスや海外口座との連携を重視する人におすすめ。
- 口座開設に必要なもの
ARC(居留証)、パスポート、就労契約書(求められる場合あり)初期預金(NT$1,000〜3,000)
銀行の営業時間は平日9:00〜15:30が一般的で、事前予約ができる銀行もあります。
- クレジットカードとモバイルバンキング
クレジットカードは、台湾での信用履歴がないと発行が難しい場合があります。永住を予定している方や安定した収入がある方は、台新銀行や国泰世華銀行などが比較的柔軟な対応をしてくれるケースも。- モバイルバンキングアプリ:基本的に中国語のみですが、支払い、送金、口座残高の確認など、機能は充実しており、安全性も高いです。
台北の安全性

台北は世界的にも非常に治安が良い都市として知られており、多くの安全性ランキングで常に上位にランクインしています。犯罪発生率は非常に低く、暴力事件はまれ。夜遅くでも、街灯が整備されていて巡回も多いため、安心して一人歩きができる環境が整っています。
外国人が遭遇しやすいトラブルは、スリや置き引きといった軽犯罪がほとんどですが、それすらも台北ではあまり多くありません。ただし、夜市やお祭りなど人混みの多い場所では、念のためバッグなどの管理に気を配ると安心です。
警察への相談について
台北の警察官はフレンドリーで親切な人が多く、外国人にも協力的です。英語のレベルには差がありますが、観光エリアでは英語対応が可能な警官も多く配置されています。また、観光客向けの専用の警察ステーションも設けられています。
【緊急連絡先】警察:110、救急/消防:119
多言語対応のアプリ:「1999 Taipei Citizen Hotline」※外国人向けに多言語でのサポートを提供しており、緊急時にも安心です。
台北の生活費
外食の平均費用
台北では、外食が安くて美味しいのが魅力のひとつです。予算やスタイルに応じて幅広い選択肢があり、気軽にローカルグルメを楽しむことができます。以下に、主な台湾料理の価格帯の目安をまとめました。
料理名 | 価格 |
滷肉飯 | NT$30-NT$60 |
擔仔麵 | NT$40-NT$65 |
牛肉麵 | NT$120-NT$200 |
肉圓 | NT$40-NT$60 |
小籠包 | NT$80-NT$150 |
珍珠奶茶 | NT$50-NT$95 |
屋台グルメと夜市文化
台湾を訪れるなら、屋台グルメは絶対に外せない体験のひとつです。士林夜市、饒河街夜市、寧夏夜市などでは、安くておいしいローカルフードがずらりと並びます。定番の屋台グルメとして、雞排、臭豆腐、小籠包などが人気で、それぞれNT$30~NT$100が目安です。いろいろな料理を少しずつ楽しめば、NT$150 ~NT$200程度で満腹になることもできます。台湾の夜市は食事だけではなく文化や雰囲気も味わえるスポットとして、多くの外国人に親しまれています。
ローカル食堂とお弁当屋さん
台湾では「便當」と呼ばれるローカルのお弁当屋さんが街のいたるところにあり、ごはん・野菜・おかずがセットになったバランスの取れた定職をリーズナブルに食べられるのが魅力です。こうしたローカル食堂では価格帯はおよそNT$80~NT$150で、しっかり食べられてコスパも抜群です。また、牛肉麵などを提供する麺類専門店やカフェでもNT$120~NT$180で満足できる一品料理を味わうことができます。
中価格帯のレストラン
気軽に食事を楽しめる中価格帯のレストランでは、一人当たりNT$300~NT$600が目安です。この価格帯では台湾料理・中華料理・洋食などの複数の料理を注文できるほか、ドリンクも含めてちょっと贅沢な食事体験ができます。信義や大安エリアには、地元の人と外国人の両方に人気のレストランが多く、メニューも多国籍でバリエーション豊か。デートや友人との食事、特別な日の外食にもピッタリな価格帯です。
高級レストラン
台北にはミシュラン星付きレストランをはじめとする高級店も多数あり、本格的なコース料理を楽しめる都市としても知られています。こうした高級レストランでは、一人当たりNT$1,500~NT$3,000が一般的な価格帯で、ワインペアリング付きのコースなどを選ぶと、それ以上になることもあります。台北101周辺や高級ホテル内のレストランでは、上質な料理とサービス、洗練された空間での食体験が楽しめ、記念日や特別な日にピッタリのスポットです。
台北での食料品の買い物とコスト分析
台北での食料品の購入費用は、食生活のスタイルや「ローカル食品」か「輸入品」かの選択、そして利用するお店の種類によって大きく変わります。
朝市vs.スーパーマーケット
- 伝統的な朝市:野菜、肉、魚介類などの生鮮食品を安く購入できるのが魅力です。たとえば、青菜(小松菜や白菜)、バナナなどの季節の食材は、1kgあたりNT$20〜50ほどで手に入ります。新鮮で地元産の食材を手頃な価格で買いたい人にはおすすめです。
- スーパーマーケット:家樂福(Carrefour)や全聯福利中心(PX Mart)では、地元産と輸入品の両方を取り扱っています。基本食材の目安価格は、白米(1kg)NT$60〜80、食パン1斤NT$50〜80。チーズ・ワイン・シリアルなどの輸入品は、現地品の2〜3倍の価格になることもあります。
月間の食費
一人暮らしなら、月あたりNT$8,000〜12,000が目安です。ただし、洋風の食生活を好む人は、輸入品が多くなるため出費が高くなる傾向があります。
コンビニエンスストア
台北には7-Eleven・FamilyMart など、日本でもなじみ深いコンビニがいたるところにあり非常に便利な存在で、軽食・飲料・お菓子・日用品などを気軽に購入することが可能です。スーパーに比べるとやや割高ですが、急ぎの買い物や1人分の簡単な食事には重宝します。
光熱費・インターネット・その他の出費
食費に加えて、快適な暮らしを送るためには毎月の固定費も予算に含める必要があります。ここでは、台北で生活する際にかかる主な費用の目安をご紹介します。
- 光熱費
- 電気代:冷房使用が多くなる夏は特に変動が大きく、ワンルーム〜1LDKのアパートで月平均NT$1,200〜2,500程度です。夏場はこの金額の2〜3倍に跳ね上がることもあるので注意。
- 水道代:比較的安く、月あたりNT$200〜400が一般的です。台湾では節水やリサイクル意識が高く、無駄遣いを避ける文化があります。
- ガス代:主に調理やシャワーの給湯用として使用。月あたりNT$600〜1,200が目安です。
- ごみ処理費:台北では独自のごみ処理制度があり、専用のごみ袋(コンビニで購入可能)を使用することが義務付けられています。袋のサイズによって価格は異なりますが、月あたりの費用はおおよそNT$100〜200です。
インターネット・携帯電話プラン
- 自宅のインターネット:中華電信(Chunghwa Telecom)や台湾大哥大(Taiwan Mobile)といった通信会社が主なプロバイダーです。月額NT$600〜1,000程度で高速インターネットが利用可能。ほとんどのプランにWi-Fiサービスが含まれており、居留証(ARC)を取得すれば設置もスムーズに行えます。
- 携帯電話プラン:台北では携帯プランがとてもリーズナブルです。通話・SMS・データ通信を含む基本プランで、月額NT$500〜800が一般的です。また、プリペイドSIMカードも手軽に購入でき、居留証がない渡航直後の外国人に最適です。空港やコンビニ、各通信キャリアの店舗で簡単に入手できます。
その他の出費
- 掃除サービス:外国人の間では、月に1〜2回程度、掃除サービスを利用する人も多くいます。料金の目安は1時間あたりNT$500〜800で、アプリや地元の家事代行業者を通じて簡単に依頼できます。
- フィットネス・レジャー費用:ジムの月会費は、施設の充実度によって異なり、NT$1,200〜3,000が一般的な価格帯です。ただし、台北市内には公園や市民センターも多く、無料や低価格で運動ができる環境も整っています。公共のフィットネス器具、ウォーキングコース、グループ体操や太極拳の無料レッスンなどが利用可能です。
Home Sweet Home Share House:もうひとつのあなたの「居場所」
台北で快適に暮らすためには、食費・光熱費・交通費などの生活コストをバランスよく把握することが大切です。幸い、台北は食事が安くて美味しく、公共料金や交通インフラも整っているため、世界の主要都市と比べてもコストパフォーマンスの高い都市として知られています。生活費の全体像を理解することで、より計画的に、そして充実した台北生活をスタートさせることができるでしょう。

Home Sweet Home Share Houseは、リーズナブルで柔軟な住まいと、心強いコミュニティを兼ね備えたシェアハウスです。初めての台北生活に不安を感じる方でも、ここでは自然と「仲間」や「居場所」ができていきます。
2025年、台北への引っ越しはもしかすると不安がいっぱいかもしれません。「またセブンイレブン!?」「ゴミ収集車から音楽が?」なんてカルチャーショックもあるでしょう。でも、だからこそ面白く、だからこそ人生がちょっと豊かになること間違いありません。

どの外国人も、最初は「自分はいったい何をしているんだろう」と戸惑うところからスタートします。でも、しっかりと準備をして、リラックスした気持ちで、Home Sweet Home Share House のような素敵な仲間と繋がれる場所があれば、台北はあなたにとってただ“住む街”ではなく、“自分の街”へと変わっていきます。友達と一緒にタピオカミルクティーの名店を探したり、夕方のリビングで他愛ない話をしたり—シェアハウスでの暮らしが、あなたの台北生活をもっと身近で、もっと温かいものにしてくれるでしょう。
